TOTOのトイレは、毎日使う場所だからこそこだわりたい「使いやすさ」や「お手入れのしやすさ」、そして「節水性」に優れた製品が揃っています。今回はTOTOの各シリーズのトイレの特徴を詳しく解説します。
1.TOTOトイレに共通する「清潔」と「エコ」の基本性能
TOTOの便器は、どのグレードを選んでも、以下の優れた基本性能が搭載されています。
セフィオンテクト便器の採用:
- TOTOの全便器に採用されている技術で、焼き付け前の陶器に特殊な釉薬(うわぐすり)を施すことで、表面がナノレベルでツルツルになります。
- 汚れが付着しにくく、長期間にわたってその性能が持続するため、日々のお手入れが格段に楽になる。
環境にやさしい驚異的な節水性能:
- TOTOは節水に強くこだわっており、一般的な便器に比べ大幅な節水を実現している。
- タンクレスモデル(ネオレストなど): 大洗浄3.8L、小洗浄3L。他社製品では4Lを切るモデルが少ない中、群を抜く低水量を誇り、水道代の節約に大きく貢献する。
- 一般タイプ(ピュアレストEXなど): 大洗浄4.8L、小洗浄3.6L。従来の一般的なトイレ(約18L)と比較し、大幅な節約につながる。
2.TOTOトイレの主要5モデル
TOTOのトイレは、大きく以下の5つの種類に分類されます。
1.ネオレスト (Neorest):タンクがない、スタイリッシュな最高峰の「タンクレス」タイプ。
2.ピュアレストEX (Purest EX):タンクと便器・ウォシュレットが分離している「組み合わせ」タイプ。
3.GG:タンクと便器が一体化しており、タンクレスのようなデザインを持つ「タンク一体型」タイプ。
4.レストパル (Restpal):便器の後ろに収納を一体化させた「収納一体型」タイプ。
5.FD:便器が壁に固定され床から浮いている「浮き型」タイプ(ネオレストにも設定あり)。
3.主要5モデルの特徴(メリット・デメリット)
①【ネオレスト】最高峰のタンクレスモデル(公式サイト)
ネオレストはTOTOの最上位タンクレスシリーズで、主にLS、AS、RSの3タイプ(超高級モデルのNXを除く)があります。
各製品の特徴(メリット)
ネオレストLS(約44万~)
・幅広でゆったり座れる、デザイン性の高いハイグレードモデル
・一体型陶器で掃除しやすい
ネオレストAS(約39万~)
・タンクレストイレの中でもっとも売れ筋のモデル
・蓋が奥まで1枚のシームレスデザインで清掃性に優れる。
ネオレストRS(約31万~)
・タンクレストイレで最も安価なモデル
・ASに比べて、清掃性に劣る部分がある
メリット
- トルネード洗浄:便器内を渦を巻くように水が流れ、汚れを効果的に洗浄する。
- 綺麗な除菌水:トイレ使用後に自動で便器内を除菌し、清潔な状態を長く保つ。
- フチなし設計:便器の淵に折り返しがなく、汚れがたまりにくくお手入れが簡単。
- 高層マンション対応:TOTO独自の技術でサブタンクを搭載したモデルがあるため、高層階でも設置することが可能
- 個人設定機能:ノズルの位置や水圧などを設定し、自分好みの快適な使い心地を記憶させられる。
デメリット
- 修理費用が高い
- 設置場所が制限される
- 少ない水で排水するため、水圧条件が悪い(例えば高層階に住んでいる等)と流れが悪くなる可能性がある
②【ピュアレストEX】コストパフォーマンスに優れた分離型(公式サイト)
ピュアレストEXは、タンクと便器・ウォシュレットが別々に分かれている組み合わせタイプです。(価格帯:約28万円~)
メリット
- 温水洗浄便座(ウォシュレット)は電化製品であるため、将来的に故障するリスクがあるが、このタイプならウォシュレット部分のみを交換できる。
- 全体を交換する必要がある一体型に比べ、故障時のコストを抑えられ、常に最新式のウォシュレットに交換できるというメリットがある。
- タンクに手洗いを付けることができるモデルがある
デメリット
- 別々に分かれているので、境目に汚れがたまりやすい
- お値段がそれなりにかかる
- EX以外の同じシリーズ(MRやQR)の場合、一部機能に制限がある(トルネード洗浄が搭載されていない、手洗いボウルが狭い等)
コンパクトなタンクが内蔵されており、外見はタンクレスに近いスタイリッシュなデザイン。(価格帯: 約30万円~)
メリット
- 手洗いを付けることも可能。
- 幅がシャープで、外見がすっきりしているのでトイレ空間が広く感じられるようになっている。
- タンクレストイレと比べて比較的値段が安い傾向にある
デメリット
- タンクありのため、水を流してから再貯水されるまで、次の洗浄まで少し時間がかかる。
便器後方に大型の収納を一体化させており、タンクを隠して見た目をすっきりさせるとともに、掃除用品やトイレットペーパーをたっぷりと収納できます。(価格帯: 約33万円~)
メリット
- 手洗い器のバリエーションが豊富で、ご自身の気に入ったものを選択できる。
- レストパルFは便器の下が空いたフローティングデザインになっているため、お掃除がしやすい。
- 大型の収納を一体化しているので、掃除道具やトイレットペーパー等を収納することが可能。
デメリット
- タンクが隠れている構造のためタンク周りの掃除が難しい。
- 設置するときに、壁を補強する必要性が出てくる場合があるため、費用が思ったよりもかかってしまうというようなことになる可能性がある。
- キャビネット部分が幅をとるので、狭い空間に設置すると圧迫感を感じることもある。
便器が床から浮いているため、便器下の床掃除が非常に楽になります。(価格帯:35万円~)
メリット
- キャビネットに便器を取り付けている形なので、収納ができるのと、デザイン性に優れています。キャビネットの色も5色から選べる。
- キャビネット内に便器の取付スタンドが設置してあり、しっかり固定しているので浮いていても安心して座れる。
デメリット
- 手洗い場がないので、別の場所に手が洗える場所を作る必要がある
- リモコンが標準装備のものしか選べないので、デザイン性にこだわりたいという場合は選べないということも考慮した方が良い。
- 壁の強度によっては設置できない場合があるので、注意が必要
4.まとめ ~TOTOトイレの選び方~
TOTOのトイレは、全シリーズで「セフィオンテクト」による高い清掃性と、優れた「節水性能」が保証されています。
デザイン性・機能性・節水性を最大限に追求するなら:
- ネオレストAS(売れ筋)または、よりゆったりした設計のネオレストLSが最適です。高層マンションへの設置も可能という点がTOTOの大きな強み。
将来の故障リスクと交換コストを重視するなら:
- ピュアレストEXの分離型を選び、ウォシュレット単体の交換によるコストパフォーマンスのメリットを享受するのがおすすめ。
収納と見た目の両立を図るなら:
- レストパルで、タンクレス風のデザインと豊富な収納力を得られる。
ご自身の予算、重視する機能(デザイン・清掃性・ランニングコスト)、そして設置する場所(高層階の有無)を考慮して、最適なTOTOトイレを選ぶことが快適な住まいづくりに繋がります。
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